千葉のおいしいお米の通販・お取り寄せは産地直送の竹ノ内米店で。鴨川大山千枚田で育まれた長狭米こしひかり(コシヒカリ)、ふさおとめ等を販売中。

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長狭米とは

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米どころ千葉鴨川の長狭米(ながさ米)

長狭平野はおいしいお米が育つ最適の環境

長狭平野はおいしいお米が育つ最適の環境

ながさ米(長狭米)とは、千葉県鴨川市の長狭平野で収穫されるお米の総称です。千葉県は江戸時代からおいしいお米の産地として知られ、中でも長狭地域は北に清澄山系、南に嶺岡山系を望む細長い平野で、稲の成長に必要なミネラル分をたっぷり含んだ重粘土質の土壌と良質の水が湧き出る、おいしいお米を育てるのに最適な環境です。 ながさ米は、歴史ある米づくりの中で明治4年に行われた明治天皇即位の大嘗祭に献上される米を作る斎田に選ばれたこともあり、その址が現在も鴨川市の「主基斎田址公園」として残されています。 平成3年には「日本の米づくり百選」にも選ばれ香取郡の多古米と並んで千葉県のブランド米として質の良さが認められています。


おいしいお米ができるまで

その年の天候、生産者、品種、地域などによって時期が変わります。

2月~〈田おこし、くろぬり〉

田おこしは、栄養のある良い土にするために、稲わらや、たい肥、肥料をまきながら土を掘りおこし混ぜ込んでいく作業です。くろ塗りは、田んぼの淵に泥を塗り固め、保水効果を高めます。田んぼに水を溜めた状態でかき混ぜ、泥の固まりを細かくし、土の表面を平らにしていきます。

田おこし、くろぬり、くろ、粗代かき

3月~4月〈苗の栽培〉

3月中旬頃から種まきが始まります。種まき機のコンベアーに育苗箱を乗せ、最初に床土が均等に入り、続いてお米の種がまかれます。1つの育苗箱に160~180g程度の種がまかれます。(写真の農家さんは120g。うすまきにして1本ずつが太く丈夫な苗に育つ工夫をされています。)そして種が隠れるように土を被せて出来上がりです。育苗機に入れて3~5日すると発芽します。

種まき、種まき後土、育苗機、発芽

発芽し、2cm位になった芽をビニールハウスへ移します。ハウスに育苗箱を並べた後、保温シートを被せます。ハウスの中の温度が高くなりすぎてもシートの中の温度が適度に保てるようにする為です。種をまいてから30~35日程で15cm位に成長し、田植えの頃合いとなります。苗の成長にビニールハウスの温度管理は重要で、丈夫な苗を育てる為にとても気を使います。

ビニールハウス、種苗の成長、苗、代かき 画像

4~5月〈代かき 田植え〉

田んぼでは田植えに向けて代かきが始まります。田植えの直前に田んぼの土と水をこねて柔らかくし、凹凸をなくし平らにします。代かき後3~5日で田植えとなります。お米は品種により、「早生(わせ)」、「中生(なかて)」、「晩生(おくて)」に分類されます。鴨川では、
・早生→ふさおとめ、ヒメノモチ
・中生→ふさこがね、ひとめぼれ、あきたこまち
・晩生→コシヒカリ
品種により、成長過程が違う為、早生から順に田植えをしていきます。

5月~〈草刈り〉

田植え後、苗の成長と共に田んぼのあぜ道などの草も伸びてきます。草が伸びたままだと田んぼの管理の邪魔になったり、苗の根本に日光が当たらなかったり、また虫害も増えてしまいます。これらを防ぐために草刈りは収穫までの間に何回も行います。

田植え、田んぼの様子、草刈り

6月~〈稲の成長〉

丈夫な稲を育てる為に肥料を与えたり、水量の調節、虫の防除をします。苗は分けつを繰り返しながら茎の数を増やし、背丈も高く成長していきます。苗の分けつの時期が終わると、水が自由に手に入る場所では、一度田んぼの水を抜いて土をかわかします。それを中干しといって、水を抜いてかわかすことによって株のでき過ぎを防いだり、苗の根が深く張り倒れにくくなると言われています。水が手に入りにくい天水で田んぼに水をいれてる場所などは、水を切るタイミングは天候などをみて決めるのでとても難しいそうです。

稲の生長、田んぼの様子、稲の花、稲穂

7月~〈稲の成長〉

7月に入ると稲は穂を作り始めます。葉の間から穂が顔を出す(出穂)と、2~3日で全身があらわれます。同時に穂の先の方から花が咲き始め、およそ7日ぐらいで全部が咲き終わります。出穂後、病害虫に備え、防除を行います。

7月~8月〈実る稲穂〉

稲穂の実がはり、黄金色に色づいてくるまでもう少しです。

8月~9月〈収穫〉

8月中旬頃から早生種のふさおとめの収穫が始まりますが、この頃コシヒカリはまだ青みがあり収穫まではあと少しです。8月下旬~9月いっぱいまで長狭地区のあちこちで稲刈りが見られます。この作業のあと、もみを乾燥機にかけてもみすりを行い、玄米となります。

稲刈り、もみ、等級検査、鑑定箱

8月~〈お米の等級検査〉

お米は玄米の状態になって検査機関に持ち込まれ、検査員が等級を決める等級検査を行います。竹ノ内米店も検査機関なので、等級検査を行っています。

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新着情報

米どころ千葉鴨川

鴨川大山千枚田
釜沼地区の鴨川大山千枚田では、日本の棚田百選に選ばれた絶景の眺めが見られます。斜面に約370枚の大小様々な水田が連なり、日本の原風景を感じさせます。平成14年には千葉県の名勝に指定されました。保存会による農業体験の機会提供など米づくりにふれる催しも行われています。

交通:安房鴨川駅より路線バスで「釜沼」下車、徒歩20分(千葉県鴨川市釜沼) お問合せ:鴨川市郷土資料館TEL. 04-7093-3800